ぺんてる株式会社とプラス株式会社が、新規事業領域の更なる発展を目指し、両社共同で新規事業領域の製品企画開発を行うための法人「未来創造開発センター合同会社」(以下未来創造開発センター)を2022年1月に設立することが発表されました。
これまでも、共同研究開発をしていることは発表されてきていましたが、共同会社として設けられる発表ははじめてとなります。
ぺんてるとプラス「未来創造開発センター」について
ぺんてるとプラスの狙い
狙い
文具製造により蓄積された技術・ノウハウの新規事業領域における利活用の最大化を目指すと発表されています。
ぺんてるとプラスは、文具製造で培った技術・ノウハウを生かし、それぞれが、化粧品・医療事業、電子機器等(以上ぺんてる)や衛生・生活雑貨等(以上プラス)といった新分野に挑戦され、一定の成果が得られています。
また、両社は、約2年間にわたる「協業推進プロジェクト」の分科会での技術関連の活動を通し、双方の技術、視点の持ち寄りによる相乗効果に確かな手応えを感じてきたとのことで、両社は連携して新規事業領域における技術・ノウハウの展開をこれまで以上にスピーディーかつ広範囲に実行していくことが今後の成長に必須であるという認識のもと、未来創造開発センターを共同で設立されることになりました。
役割
両社の新規事業領域分野における研究開発機能の拠点となり、事業化を企画しその実行を支援する
未来創造開発センターには、ぺんてるおよびプラスグループ各社に蓄積された化学技術、構造設計技術、電子技術に精通した技術スタッフが参画し、新たな事業領域における、各種技術の組み合わせによる未来志向の製品開発の可能性の検討を進めて参ります。また、具体的な製品開発や事業化企画にあたっては、ぺんてるおよびプラスグループ各社の役割の調整を行い、スピード感をもってその具体化をサポートする事も未来創造開発センターの役割となります。
未来創造開発センターには、ぺんてるおよびプラスグループ各社より技術・開発担当者が常勤・非常勤として業務に従事することを予定しています。
なお、ぺんてるとプラスは、これまで、両社で「協業推進プロジェクト」を実施し、主に文具領域において製品のOEM供給や共同見本市の開催、海外での販売活動支援等、様々な成果が生まれています。この両社の協業の取組を、文具以外の領域にも拡大し両社のWin-Winの関係構築を支援することも未来創造開発センターに期待される役割となります。
ぺんてるとプラス「未来創造開発センター」会社概要
社名 | 未来創造開発センター合同会社 |
資本金 | 5,000万円(ぺんてる・プラス各々2,500万円) |
本社所在地 | 東京都港区虎ノ門4‐1-28 虎ノ門タワーズオフィス11階(プラス本社内) |
代表社員 | ぺんてる株式会社(職務執行者:和田優/ぺんてる 取締役会長) |
同 | プラス株式会社(職務執行者:新宅栄治/プラス 常務取締役) |
設立 | 2022年1月 |
これまでのプレスリリースの情報は以下です。
まとめ
面白い動きだと思いませんか?
このプロジェクトはOEMだけでなく、海外販売や化学、設計技術のよりどころとなります。
文具市場だけでなく、新市場に飛び込む上での動きとしてこういった動きがじゅうようになりますね。
僕たち文具ブラザーズも楽しみです!
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