マックスは、脱プラスチックなど環境に配慮した文具シリーズ「Re:max(リマックス)」から、『革のホッチキス』『木のホッチキス』を2024年6月25日に発売。
【新商品】端材をアップサイクル、職人の手作業により本体カバーを制作 『革のホッチキス』『木のホッチキス』 商品説明
ホッチキス本体カバーでは初めて、「革」と「木」の素材を採用。
本製品は、材料となる端材を提供する企業との共同企画です。カバンや家具制作の過程で出る端材をアップサイクルし、職人の熟練の技術により、手作業で製品を完成させます。
直販サイトを通じて販売し、希望小売価格は、革のホッチキスが10,000円(税込 11,000円)、木のホッチキスが5,000円(税込 5,500円)です。
革のホッチキスはオレンジ、ブルー、グリーン、イエロー、ベージュ/ホワイトの5色、木のホッチキスはヤマザクラ、クリ、クルミ、ブナの4種類で展開。
『革のホッチキス』『木のホッチキス』 開発背景
マックスは、「使う人が満足するモノづくり」を目指し、機能や品質に加え、環境への配慮も求めるお客様のニーズに応えた製品開発をしています。
また近年では、デザイン性や製品の質感にこだわって選ぶことで、所有する満足感も得られる文具が注目されています。
今回発売される『革のホッチキス』『木のホッチキス』は、開発にあたり、環境に配慮した素材を活用しつつ、地域産業の活性化につなげることはできないかという視点で素材の探索を行いました。そして、端材の活用方法を検討していた、兵庫県豊岡市でカバン制作を行うMaison Def、岐阜県高山市で木材を活用したアイテムを手作業で制作するkochi、家具制作を行う木と暮らしの制作所と共同し、本製品を実現。
素材には、良質なもののサイズが小さいため使用が困難であった端材を利用し、一つひとつ職人が手作業で丁寧に仕上げます。また、その時々の端材を活用するため、今後様々な素材を使用したホッチキスを制作する予定。
地域産業の活性化に貢献し、共同先と当社の未来を創る新しいコンセプトのホッチキスです。
『革のホッチキス』『木のホッチキス』 商品特長
革のホッチキス「HD-10X/LT」
カバン産業が盛んな地域である兵庫県豊岡市にて、カバン制作を行うMaison Defとの共同企画
カバンの制作過程で出る端材を使用し、Maison Defの職人が手作業でホッチキスのカバーを制作。革はKOBE LEATHER®︎や、Maison Defが常時使用している良質なトリヨンレザー(牛革)を用い、斬新な色やトレンドカラーで展開します。構造材と装飾を兼ねているリベット(締結部品)がデザインのアクセントとなっています。
木のホッチキス「HD-10X/WD」
木工産業が盛んな地域である岐阜県高山市にて、木材を活用したアイテムを制作するkochi、家具を制作する木と暮らしの制作所との共同企画
家具の制作過程で出る端材を使用し、kochiの職人が手作業でホッチキスの本体カバーを制作しました。木材は飛騨高山の森から採れた広葉樹で、職人が一つひとつ丁寧に仕上げたことにより、木の温かみが感じられる質感となっています。
『革のホッチキス』『木のホッチキス』 商品仕様
革のホッチキス | 木のホッチキス | |
商品名 | HD-10X/LT | HD-10X/WD |
---|---|---|
カラー/樹種 | オレンジ、ブルー、グリーン、イエロー、 ベージュ/ホワイト |
ヤマザクラ、クリ、クルミ、ブナ |
使用針 | No.10-1M、カラー針No.10-1M、No.10-1Mステンレス | |
針装てん数 | 100本 | |
とじ枚数※ | 20枚(カラー針No.10-1Mの場合は15枚、No.10-1Mステンレスの場合は12枚) | |
とじ奥行 | 63.5mm(最大) | |
サイズ | H60×W26×D102mm | H60×W22×D109mm |
質量 | 151g | 102g |
希望小売価格 | 10,000円(税込11,000円) | 5,000円(5,500円) |
まとめ
サステナブル関連商品は経済合理性がとても難しいなと感じます。
実際のお客様の購買(自身の購買)を考えると、サステナブルだから高くてもいいというわけじゃありません。しかし、ストーリーに共感しプロダクトへの共感があればその分が価格に反映されても購買したいという気持ちになります。
この商品は、価格は高いですが非常にプロダクトの完成度は高いなと感じました。革だから、木だから、いいですよね。ではなく、デザインがしっかりしています。あとは、ストーリー共感性をどう得られるかですね、楽しみな商品です!