コクヨ株式会社は、コクヨ歴代の紙製品に使われている中紙のみを製本せずにパッケージにした「コクヨの紙シリーズ」を数量および店舗限定で発売します。
「書き心地」の違いで紙を選んで使用するという新しい体験を提案し、その反応をもとに、今後さらなる「書く体験」価値の拡張を目指します。
発売時期:2022年5月20日
販売価格:オープン価格(全9種類、A5サイズ、30枚入り)
【新商品】書き心地の異なる「紙」による新たな「書く体験」 概要
「コクヨの紙シリーズ」は、コクヨのロングセラー商品である帳簿、便箋、キャンパスノートを含む9種類の紙製品の中紙のみを、製本せず「紙」として提供することで、枚数、向き、順序の制約を取り払い、使い手による自由な使い方を促します。
「紙」のラインアップ
1.キャンパスノート原紙
上質紙(森林認証紙) 70g/㎡
2.スマートキャンパス原紙
上質紙(森林認証紙) 60g/㎡
3.キャンパスルーズリーフ(しっかり書ける)原紙
上質紙 77g/㎡
4.和文タイプ用紙
高級簿紙 13g/㎡
5.便箋用和紙
和紙 44g/㎡
6.書翰箋原紙
上質紙(森林認証紙)50g/㎡
7.コクヨ複写簿原紙
特殊紙 41g/㎡
8.コクヨ帳簿原紙
上質紙 100g/㎡
9.測量野帳(耐水)原紙
合成紙 73g/㎡
「紙」のこだわり要素
書き心地を生み出す「紙の3要素」
1.表面の状態
紙をプレスする工程やパルプの種類によって変わり、筆記した際の抵抗感に影響してきます。表面の凹凸が少ないほど軽い力で書け、凹凸が大きくなるとペン先の振動を感じながらカリカリとした書き味になります。
2.密度
紙の製造工程の各所で調整されるもので、ペン先の沈み込みに影響します。高密度であればペン先が沈み込まず軽い力で滑るように書けます。
3.素材の組み合わせ
筆記した際の抵抗感と沈み込みの両方に影響します。素材とは、パルプの種類(太さ・形状)や、それに配合する薬剤のことで、薬剤によりインクの滲み具合や発色具合もコントロールすることができます。
連動イベント「紙とペンと書くこと」
開催期間:2022年5月20日(金)~6月9日(木)
まとめ
紙と筆記具とをセットにした提案となります。
普段から使用している紙ですが、紙の違いによる書き比べを実際にしている方は少ないのではないでしょうか。
もちろん、便箋などの際には紙質を感じていますが、普段使っているノートで違いを感じることができるようになると、普段一緒に使っているノートに対する感じ方も変わってくるかもしれませんね。