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キャップが無くても乾かないマーカーペン ゼブラのクリッカート

多くの色を使い分けしてノートを書いたりイラストを描くときに、いくつかのマーカーペンをキャップを開けたままにすることはないですか?

その際、ペン先が乾いてしまって次に使おうとしたときにインクが出てこない。なん手経験はないでしょうか?

色分けをしていると、毎回キャップの開け閉めに時間がかかってしまい、面倒ですよね。そんなことを気にしなく済む商品を紹介したいと思います!

2019年3月22日に発売され水性ペンの当たり前を変えたゼブラのクリッカートを紹介していきます。

 

ゼブラのクリッカート

ゼブラのクリッカートは2019年3月に発売された商品です。
この商品のターゲットである学生は、多くの色を使用して授業のノートやイラストを描くことが多く、その学生にとって、キャップの開け閉めは無駄な時間です。

そして、ゼブラによる水性カラーペンに対する不満調査では、以下の様な不満の順位になっています。

 

引用:ゼブラプレスリリース(https://www.zebra.co.jp/press/news/2019/0307.html)より

 

1位 ペン先が弱って、線幅が太くなってしまう
2位 キャップを閉めるときに誤ってインクがついてしまう
3位 紙の裏にインクが滲んでしまう
4位 キャップの開け閉めが面倒
5位 キャップを閉め忘れるとペン先が乾いてしまう
6位 ペン先が他のインクで汚れてしまう

 

上記の内、下線の付いている不満点に目をつけたのが、クリッカートです。

クリッカートは「モイストキープインク」という、空気中の水分を吸収する成分が多く含まれていることで、ペン先が乾かないという商品が誕生しました。

これは、ゼブラの蛍光ペンの技術を応用した、まさに、ゼブラのインク研究から生まれた商品価値なのです。

 


引用:ゼブラプレスリリース(https://www.zebra.co.jp/press/news/2019/0307.html)より

 

この商品は、36色のインクが展開されていますが、研究チーム総出で開発を行い、研究開発開始から発売まで約2年間を要したという話があります。

今回は、この商品について、ご紹介していきます。

 

クリッカートを実際に使ってみた

クリッカートの「モイストキープインク」

水性ペンでは珍しくクリッカートはノック式のペンになっています。これも、ペン先を出しっぱなしでも乾かないというモイストキープインクの効能によるものです。

イラストを描いている途中でのペンのもち換えはもちろん、2、3日ペン先を出しっぱなしでも乾くことはありません。試しにエアコンの効いた部屋で2週間ペン先を出っぱなしにしてみましたが、2週間後にも普通に使用できました。

 

ゼブラでの試験結果についても、以下の様に提示されています。

当社試験:気温20℃、湿度60%の条件下でかすれなし(ペン先収納状態で52週)使用後は必ずペン先を収納。
引用:ゼブラプレスリリース(https://www.zebra.co.jp/press/news/2019/0307.html)より

 

この機能に馴れると、インクが服に触れても色が付かないのではないか?と錯覚に陥りますが、ペン先を触るとインクはしっかり付きますので、気を付けてください。

 

 

ノックのペン先収納時のはペン先の中に引っ込んでいますが、むき出し状態と同じで密閉されていません。

 

 

クリッカートのカラーバリエーション「36色」

クリッカートは水性ペンです。水性ペンでは他の商品も含めてカラーバリエーションが豊富です。学生にとっては、この色の選択肢で水性ペンを選んでいると言ってもいいほど、色は重要です。

それを表すかのように、各社の筆記具での多色展開が目立ちます。

 

引用:ゼブラプレスリリース(https://www.zebra.co.jp/press/news/2019/0307.html)より

 

他社の商品になりますが、同水性ペンである三菱鉛筆のEMOTTO(エモット)も色数が多いです。
EMOTTOは、2020年の文具屋さん大賞に輝いて注目されていますが、クリッカートはそのクリック+乾かないペン先で勝負をしている商品です。

≫≫≫2020年文房具屋さん大賞

 

 

クリッカートは「重ね塗りに強い!」

水性ペンは、色を重ねると先に書いた色が滲んでしまい、汚くなってしまうというデメリットがあります。この性質は、多くの方が不満に思った経験があるのではないでしょうか?

クリッカートは、そんな重ね塗りにも強いという特徴が備わっています。
色を重ねた画像が以下ですが、重ねた色も滲まず、綺麗に塗られました。

 

 

クリッカートは学生にオススメ!

販売価格は1本100円という学生にも手の届く価格で売られています。
先にも説明させていただきましたが、「ノートを色分けして書きたい」、「毎回キャップを閉めるのが面倒」、「ペンの上から重ねて書きたい」という行為が多い学生に適した商品だと感じます。

その他、イラストを頻繁に描く人にもお勧めしたい商品です。

全36本購入しても、3,960円(税込み)です。
お小遣いで手の届かない金額でもない気がしますよね。

 

価格:110円
(2020/3/1 21:26時点)
感想(0件)

 

価格:3,168円
(2020/3/1 21:24時点)
感想(2件)

 

 

ゼブラ社のクリッカート紹介ページはコチラ

クリッカート まとめ

クリッカートについて、商品紹介をしてきました。
クリッカートは、水性ペンでありながら「ペン先が乾かない」、「ノック式」という商品の機能で勝負した商品です。

ゼブラの強みである、蛍光ペンの技術を応用したインク処方技術を駆使しながら36色という水性ペンに必要な本数を展開した商品です。

「Enjoy studying!」

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