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吸着ペンケース「OCTOTATSU」

学び方が変わる中で、文房具の在り方も変化してきています。
中でも、文房具を収納するペンケースは大きく変化してきています。
ここでは、2019年1月にKINGJIMから発売されたペンケースについて、紹介させていただきます。

学生の方は、どこで勉強していますか?
もしかすると、今、家や図書館で働いたり勉強している人も、来年はカフェにいるかもしれません。今の内から周辺用品を整えておいてもいいかもしれません。

 

 

オクトタツ「OCTOTATSU」のご紹介

「置くと立つ」と聞いて、ん?立つペンケースなんて最近どこにでもあるよ。
そう思った方は多いのではないでしょうか?
学校でもプリント学習が進み、机の上のスペースが足りない。カフェやファストフード店、図書館でも省スペースで勉強したい。そんな要望をかなえてくれるペンケースが各社からどんどん、出ています。

各社が出しているペンケースは、布などのソフトな素材が主流ですが、2019年1月にKINGJIMから発売された、このオクトタツ(OCTOTATSU)は樹脂の円筒状になっています。

そして、商品名をよく見てください。「オクトタツ」≒「オクトパス」。
そう、ネーミングにタコの意味が込められていますが、ペンケースの底蓋を開けるとポリウレタン樹脂があり、机に吸着するようになっています。このポリウレタンは、携帯電話スタンドなどで滑らないように使われているあの素材です。

  

机面に吸着させることで倒れないようにしています。ペンケースの中を覗いた写真が右側ですが、吸着した底とのブレを緩衝させるために中心軸があることがわかります。ここの構造は、商品HPにイラストがあるので、気になる方は見てみてください。

ペンケースの中身は、PAPIER TIGREの商品です。

 

 

使ってみた感想

形崩れがないので、修正テープなどを入れていても壊れる心配がないのがいいです。
布製の立つペンケースでもいえることですが、省スペースで筆記具が立っているとペンがとりやすいです。特徴である吸着性も機能しています!横からの簡単な力では倒れません。

一方で、蓋が長い!定規などの長いものを入れることを想定しているのかと思いますが、正直、ここまではいらないですね。そして、蓋上部に小物入れがあります。これまた深さが中途半端です。消しゴムを入れる場所ですね。

  

底蓋は、270度回転させてペンケースに沿う形で立ててもいいし、右の写真の様に上蓋を億台にしてもいいようですが、この使い方はお勧めしません。上蓋とペンケース本体の側面が干渉して不安定になります。これは、設計不良ではないでしょうか…。
この使い方をした際は底が浮いてしまい、吸着が外れます。

 

 

人気の証?限定商品の発表

現在、8本収納タイプ、15本収納タイプの2種類があります。
そして、人気もある為か2019年10月には、LIMITED COLOR(限定色)が発売されるようです。ネオンカラーとファンシーカラーの2タイプの様ですが、ファンシーカラーの中には、イラストシートが入っているようです。

これを見て、自分でも好きなシートを入れてカスタマイズしてみようという学生はいるのではないでしょうか。

KINGJIMは、他にもパカリを販売していますが、こちらの商品は収容量が少なく、社会人に向けた商品のようです。

 

 

まとめ

立つペンケースは多く販売されていますが、中身をしっかり保護してくれて垂直に立って倒れないペンケースは他にはありません。大事なものをペンケースに入れて持ち運ぶのにはいいのではないでしょうか。

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