コクヨは、刃先まで軽い切れ味が好評の「ハサミ<サクサ>」シリーズを、コクヨ独自のインクルーシブなものづくりプロセス”HOWS DESIGN(ハウズデザイン)を取り入れ、さらに様々な方が使いやすいようリニューアル。利き手を問わない切りやすさを実現する『傾斜インサート』を搭載した4種類12SKUを12月11日(水)から発売。
【新商品】『傾斜インサート』を搭載して「ハサミ<サクサ>」シリーズをリニューアル 商品説明
厚いものから薄いものまで軽い力で切れる「ハイブリッドアーチ刃」が特長の「ハサミ<サクサ>」は、切れ味の良さからお客様より高い満足をいただいている人気のハサミシリーズです。近年、DIYや工作、開梱ニーズの高まりから、暮らしの多様なシーンで、用途別にハサミが使われています。この度「ハサミ<サクサ>」は、時代やニーズに合わせ、もっと快適な”切る”体験をお届けできるようリニューアル。
今回のリニューアルに際して、ハサミ業界初の『傾斜インサート』構造を搭載。『傾斜インサート』とは、ハンドルに対して刃を傾けて成型する手法のことです。ハンドルを開閉するだけで刃と刃の隙間が小さくなるよう作用するため、使用者の利き手や技量に関わらず切りやすく、特にビニールのような薄いものに対して効果を発揮します。
『傾斜インサート』の開発においては、多様な特性を持つユーザーとの対話とワークショップによるインクルーシブなものづくり”HOWS DESIGN” を取り入れました。その背景として、ハサミが必ずしもすべての人にとって使いやすい道具ではないことがありました。多くのユーザーはハサミを使用する際、刃の擦り合わせを無意識に調整しています。一方で、力が弱かったり、利き手用でないハサミを使用するユーザーは、擦り合わせの調整に余計な力がかかったり、うまく調整できなかったりと、切りづらさを感じていました。多様な視点を取り入れることで、今後も「ハサミ<サクサ>」シリーズは『傾斜インサート』の標準仕様化をはじめます。
発売予定:2024年12月11日(水) ※店頭展開日は店舗により異なります。
※リニューアルは、従来品と順次切り替えのため、商品により前後することがあります。
メーカー希望小売価格(消費税抜):スタンダード刃 480円、グルーレス刃 630円、フッ素・グルーレス刃 980円、チタン・グルーレス刃 1,270円
1. リニューアル「ハサミ<サクサ>」が搭載する『傾斜インサート』とは
『傾斜インサート』は、ハンドルに対して刃を傾けて成形する手法のことです。一般的にハサミで対象物を切る際は、刃と刃の隙間が少ない方が、切れ味が良くなります。そのため、使用者は、知らず知らずのうちに、刃と刃の隙間が少なくなるように、自身で左右の刃を近づけるための調整をする傾向があります。今回、『傾斜インサート』を搭載することにより、ハンドルを開閉するだけで刃と刃の隙間が自然と小さくなることを実現。
(1)薄いものから厚いものまでしっかりと切れる
今回採用の『傾斜インサート』では、切断する際の刃と刃の隙間が抑えられるので、対象物の噛み込みを軽減し、滑らかな切れ味が維持できます。厚手のものはもちろん、ビニールや湿布のような薄手のものも快適に切ることができます。
(2)利き手を問わず切れる
左利きの人は日本人口の約10%存在し、そのうちの約94%である約1,128万人もの人が右利き用ハサミを工夫しながら使用していると推測されます(コクヨ推計/2023年6月時点)。今回のハサミ<サクサ>は、利き手を問わず切りやすいため、同じハサミを家族や職場で共有して使えます。
まとめ
言われてみると、ハサミで薄いフィルムを切るときに何度もやることがあります。フィルムが隙間に入ってしまったり、先だと切れないので根本でやってみたり・・。
これって知らずのうちに自分自身で調整をしていたということだったんですね。
それを調整する必要なく、自然と角度で調整してくれるということで切り損じが少なくなりそうでいいですね!試してみたいです!