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プラスの折らないカッターナイフ!ORANTE(オランテ)

文具戦闘力では、文具ブラザーズによるプロ目線での商品分析をしています。

ここでは、ターゲットから「使ってみた感想」から、つくり手の狙いとしての「ターゲット・企画背景」、そして細かな「商品分析」だけでなく、客観的な「ユーザーの口コミ(レビュー)」までを分析しています。更には、その商品が適正価格であるかがわかる「コスト分析&比較」をおこなった上で、最終的に商品ごとの戦闘力を総合的に数値化しています。

 

「戦闘力・コメント」では、以下の項目で総合的に評価をしています。
・使いやすさ
・価値の高さ
・デザイン
・SDGs度
・コスパ

 

また、「文具ブラザーズならこうする」では、文具ブラザーズ独自の視点で商品の改良などを述べていきます。

 

 

プラスの折らないカッターORANTE(オランテ) 使ってみた!

カッターナイフの刃を折るのが怖く、折ったことが無い方や折る前に買い替える方は多いのが実態で、ここに目を付けたオランテ。

通常のカッターナイフよりやや大きいが、大型カッターと同じ厚みの0.5mmで刃渡りは40mm、刃の側面は凹凸加工&フッ素コートで粘着テープを切ってもべたつかない加工が採用されている。

何より、刃が折れない&刃が不意に出ないチャイルドロック、替刃がフレームで覆われ、本格的でありながらも安全に特化した商品!

 

 

オランテ ターゲット・企画背景

Amazonなどのネット通販やメルカリなどのCtoC増加により、段ボールを使った荷物の開梱作業は増加傾向にある。これらをおこなうのは主婦が中心であり、カッターナイフを使用するユーザーはオフィスワーカーから家庭の主婦へと広がりつつある。

段ボールの開梱作業時には粘着テープの切断が多く、輸送費を抑えるために段ボールを小さく切ることがある。家庭で使用するこれらの場面に目をつけ、粘着剤の付かない刃への加工、段ボールを切るための大型カッターと同様の刃の厚みの商品が開発された。

また、小さな子どもを主婦も多いことから、替刃には刃をガードするフレームや使用時に刃が安易に出ないチャイルドロックまで備えられた。

 

オランテ 商品分析

刃は剛性があるので、段ボールを切っても安定感があり、粘着テープも付着しない。

刃を出すためのスライドは、本体後端部にあるチャイルドロックで固定することができ、ロックは固さもあるため、小さな子どもの力では解除できない。スライドは側面に備えてあり、利き手を選ばない構造になっている。

尾栓キャップも硬く、子どもの力では開けにくく、細部まで安全設計が配慮されているが、刃の交換時の作業はわかりにくさが残る部分がある。1つは、スライドパーツを取り出し方で、ストッパーを外すことがわかりにくい点。もう1つは、ホルダーとスライダーとを切り離すことがわかりにくい点。

 

 

オランテ ユーザーの口コミ(レビュー)

「刃がしっかりしていて、厚手のものが切りやすい」との声が多く、0.5mmの厚い刃を採用されていることは高評価につながっている

また、デザインもこれまでの事務っぽさが薄れるカラフルなデザインが受け入れられ、商品レビューを見ると主婦を中心に受け入れられているのは、このデザインがけん引している印象を受ける。商品の最大の特徴である「折らない刃」についても、その評価が高く、中には「折れるカッターは職場で使用禁止のために、助かっている」との声もある。

一方、これまで刃を折って使用してきた人にとっては、刃を折った直後の刃の切れ味と比較し、切れ味が劣るとの声もあるが、この方は、ターゲットの意見ではないと見られる。

 

 

オランテ コスト分析&比較

本体価格が450円、替刃150円と通常厚みのカッターと比べるとやや高めに感じるが、同刃厚である商品(M厚刃)では、通常本体800円以上と高額である。

家庭の主婦にとって500円以下で購入できるというのは1つの基準であるため、販売設定価格は妥当である。

製造原価面では、全6パーツのうち替刃2パーツとなっており、通常、刃をむき出しで販売していることで替刃で利益を取っているが、この商品は安全を第一に1枚1枚の刃が樹脂で覆われているため材料・組立コスト共に高くなっている。刃に使用されている凹凸加工された材料は圧延時に加工された汎用性の低い材料で刃形状も異なるが、この価格での実現は凄い。

 

 

オランテ 戦闘力評価&コメント

 

戦闘力:715

 

評価項目 戦闘力 説明
使いやすさ 125 利き手を選ばない本体形状。本体はやや大きい。
価値の高さ 165 段ボールが切れる厚刃×粘着テープが付着しない加工×刃を折らないの3拍子揃った価値は高い。
デザイン 120 デザインやカラー選定はもう少し頑張ると子供の需要をさらにのばせるか
SDGs度 145 本体、ホルダー樹脂は100%再生樹脂を使用しているが、パッケージのブリスターはかなり厚い。
コスパ 150 専用刃、専用フレームに加え、価値の高さからコスパは良い。

 

 

オランテ 文具ブラザーズならこうする

上代設定や製造面でのコスト追求までしっかりされ、その点は申し分ないと感じる。

気になる点は2点。
1つは、「本体サイズが大きい」点。しっかり握れるサイズではあるが、家庭でペンスタンドや引き出しに入れるにはサイズが大きい。
2点目は、刃交換時に「本体からストッパーの外し方がわかりにくい」点。対し、成型時の刻印でPUSH文字を入れる。

 

最後に、総まとめをシートにして掲載しておきます。

 

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