毎日小学生新聞にはさみは根元の方が切れる原理が掲載されました。
やってみよう!
学校に置いてある道具箱の洋ばさみや、家庭科で使う和ばさみで、
紙や糸を刃のつけ根のところで切ってみよう。
先の方よりもよく切れますよね!
引用:毎日小学生新聞
てこの利用
小学6年生なら知っていると思いますが、はさみはてこを利用した道具です。
洋ばさみと和ばさみの2種類のはさみで説明すると、はさみを支えているところがてこの支点、はさみに力を加えているところが力点、切るモノに力が働くところが作用点です。
引用:毎日小学生新聞
てこには3種類あって、洋ばさみのほうは「第1のてこ」と呼ばれていて、力点と作用点の間に支点があります。
和ばさみの方は「第3のてこ」で、支点と作用点の間に力点があることがわかっています。
てこのきまり
てこには、支点から力点までの距離を長くするか、支点から作用点までの距離を短くすると、作用点により大きな力が働くという決まりがあります。
そして、この決まりを当てはめて考えてみると、どちらのはさみについても、つけ根で切ったときは、支点から力点までの距離はかわりませんが、支点から作用点までの距離が短くなり、大きな力が働くので、よく切れるのです。
まとめ
どのような原理で、はさみの根元が切りやすいかが分かりやすく説明されていました。
文房具を通じて勉強の意欲がわくことも多くありますので、周辺の文房具の原理を探ってみると面白いですね。
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