コクヨとコクヨグループでEコマースサービスを提供するカウネットは、「つなげるーぱ!」の取り組みで全国の小学校から回収した使用済みのノートを、新しいノートの表紙に再利用した「キャンパスノート<つなげるーぱ!>」を2024年3月7日(木)より発売。
また、3月11日(月)より、コクヨ東京品川オフィスにある直営店「THE CAMPUS SHOP」にて使用済みのノートの回収を開始。
キャンパスノート<つなげるーぱ!>:https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/campus/tsunageloopa
【新商品】使用済みのノートから新しいノートの表紙に。キャンパスノート<つなげるーぱ!> 商品説明
「つなげるーぱ!」は、全国の小学校を舞台とした、ノートのリサイクルを通じて学ぶ環境学習プログラムです。2023年10月10日よりスタートし、約4か月で全国77校、約2万人の児童が参加。また、現時点で約1.4万冊(1.9トン)の使用済みノートを回収しています。
本プログラムは、子どもが初めて所有する消耗品のひとつといえるノートを「捨てない」で、資源として循環させ続けることに学校や子どもたちと取り組み、体験を通じて学ぶ機会を提供することで、子どもの成長と共に「捨てない社会」の実現を目指しています。
キャンパスノート<つなげるーぱ!> 商品特長
商品詳細
キャンパスノート<つなげるーぱ!>は、「つなげるーぱ!」に参加いただいた全国の小学校から回収した使用済みのノートを、新しいノートの表紙(裏表紙)の材料の一部に再利用して生まれた小学生向けのノートです。使用済みのノートの多くは廃棄、またはダウンサイクルされていますが、本企画では水平リサイクルを実現しました。表紙をよく見ると様々な色の紙片が見え、リサイクル紙ならではの個性が表れているのもポイントです。
■キャンパスノート<つなげるーぱ!>(用途別)の特長
(1)「5mm方眼罫(10mm実線入り)」「無地」の2種類をラインアップ
様々な教科で使いやすい5mmの補助線と10mmの実線が入った方眼罫と、学年問わず使用できる無地の2種類をご用意いたしました。また、科目ごとのシールや背見出しシールを付属しています。
(2)表紙には絶滅危惧種に指定されているマレーバクとムササビのかわいいイラストを採用
裏表紙には、なぜこれらの動物が絶滅危惧種に指定されたのか解説がついています。
・発売予定:2024年3月7日(木)
・メーカー希望小売価格(税抜):210円
・商品サイト:https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/campus/tsunageloopa
・販売先:
コクヨ公式ECサイト (https://www.kokuyo-shop.jp/)
カウネット公式ECサイト (https://www.kaunet.com/kaunet/goods/76407475)
THE CAMPUS SHOP (https://the-campus.net/floorguide/thecampusshop/)
※ECサイトは3月7日(木)公開予定
使用済みのノートが回収されてから生まれ変わるまで
全国の小学校で回収されたノートは、古紙回収センターに集められ分別・計量された後、製紙工場にて製品材料に再利用されます。その後、コクヨ工業滋賀にて、新しいノートの表紙へと生まれ変わります。そのノートが再び児童やお客様のもとに届くサイクルを作り出すことで、資源としての価値を落とさずノートからノートへとなる水平リサイクルを実現。
<製紙会社で回収されたノートが溶かす工程に入る様子>
<コクヨ工業滋賀でノートを作っている様子>
「THE CAMPUS SHOP」で使用済みのノートの回収を開始
少しでも多くのノートを「捨てない」で、資源として循環させ続けるため、3月11日(月)からコクヨ東京品川オフィスにある直営店「THE CAMPUS SHOP」に専用の回収ボックスを設置し、使用済みのノートの回収を開始します。
回収の対象は小学生に限らず、子どもから大人まで広く受け付けています。皆さんのがんばりがつまった使用済みのノートを、THE CAMPUS SHOPまでお持ちいただき、地球の未来につなぐ「回収~再生」の取り組みにぜひご参加ください。
まとめ
素晴らしい取り組みですね。回収された紙は、リサイクルするにしてもダウンサイクルされるものがほとんどでした。水平リサイクルされるというのはとても良いと思います。
何より子供たちが、早期にこのような意識が芽生える取り組みであることが、身近な商品を通じて学ぶことができるのはいいですよね!