倉敷と言えば美観地区、ジーンズストリート、雑貨屋の街。
食べ歩きながら雑貨屋巡りをして歩いていて楽しくなります。
そんな倉敷にあるオシャレなマスキングテープ店のご紹介です。
マスキングテープと言えば、「カモ井加工紙」のmtブランド。
”マスキング”テープという名前の通り工業用のテープからスタートしています。
そして、このmtの粘着技術はハエトリ紙から展開されていますが、ハエトリ紙を知っている方はもう少ないのかもしれません。
(私自身、使用されているところを実際に見たことはありません。)
今回は、選ぶときにワクワク、購入してウキウキ、貰ってドキドキ。
そんな気持ちを踊らせるマスキングテープ専門店のご紹介です。
マスキングテープの成り立ち
現在のマスキングテープは、工業用テープメーカー「カモ井加工紙」が工場見学に来た3名の女性たちのアイデアから商品化に至り、大ヒットしたという経緯があります。
しかも、その女性たちはカモ井加工紙に提案するまでに他の企業に何社も提案していましたが、どこも話すら聞いてくれない状態だったそうです。
そんな中、1923年に創業して「ハエトリ紙」の製造からスタートし、「工業用マスキングテープ」へと展開していたカモ井が2006年に話を聞き、面白さを感じて商品化に至ったことから全国的なブームに繋がりました。実際に文房具としてのマスキングテープがmtブランドとして発売されたのは、2007年のことです。
倉敷美感地区 mt専門店「TANE(タネ)」のご紹介
カモ井加工紙の本社・工場がある岡山県倉敷市。
この倉敷美観地区にあるmt専門店が今回ご紹介するTANE(タネ)です。
TANEのロゴや看板、黒板がオシャレですね。
倉敷の街並みに馴染みながらも、このオシャレな看板が目立っています!
オシャレな外観とワクワクする店内
立地は、ジーンズストリートから歩いて3分くらいの場所にあり、外観はこんな感じです。
お店の中の写真も、店員に許可をもらって撮影させていただきました。
足を運んだのが休日ということもありますが、午前10時頃でも店内には常にお客さんがいました。そして、常に楽しそうに棚からマスキングテープを選んでいる姿が印象的でした。
訪問した際には、店内に3名の店員がいて、常にマステを補充していました。
店内は、大きな棚にマステがずらーっと並び、ここでしか買えないご当地限定マスキングテープも多くありました。
更には、マスキングテープの専用ケースやプレゼント用BOX、切り抜きテンプレートなども売っていて、まさにマステ専門店という印象を受けました。お買い物かごも手作りで可愛いですよね。
店内には、ミニクーパーが展示されていて、このミニクーパーの中にもマステの箱がプレゼントBOXの様にギッシリ詰め込まれていました。
購入した商品
ついつい、いくつか買ってしまいました。
お店の案内も頂きましたが、倉敷美観地区の外観をイラストにした限定の柄や「きび団子」で有名な廣榮堂の桃太郎キャラクター柄、そして、子どもたちが喜んだのが、KIDS向けのデザインです。KIDS向けは、通常の10m巻きと比べて7mと小巻になっています。
倉敷美観地区 mt専門店 まとめ
ハエトリ紙から技術応用された日本発のマスキングテープ。マスキングテープを欲した3人のユーザーの行動力も凄いですが、メーカーで働く人間として3人のユーザーの声を拾って開発に進めたカモ井加工紙の姿勢を見習いたいと思います。
倉敷に訪問される際には、是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。
最後に、お店のURLをつけておきます。
ここのしかない商品もありますので、訪れてみてください!
TANE
岡山県倉敷市本町5‐12
http://kurashiki.shop/
価格:1,171円 |
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