消す

修正テープ『MONO AIR(モノエアー)』 詰め替えリフィルでつくる玩具

昔の修正テープって、テープがたるんでイライラしていたんですが、今の修正テープってテープたるみを感じることはほとんどありません。

さらに、2016年6月に発売されてから店頭でよく見かける修正テープ「MONO AIR(モノエアー)」は、修正するときに「え!?」と声が出してしまいそうになるくらい、体感できる工夫が備わった面白い機構の修正テープです!

今回は、この商品の紹介と2016年11月に発売された、この商品の詰め替えテープのゴミとなる部分でつくれる玩具の紹介です!

 

 

TOMBOW(トンボ)の修正テープ MONO AIR(モノエアー)

MONOと言えば、青・白・黒の消しゴムをイメージしますよね。
あの3本ラインの商品は、消えそう!そう思って消しゴムを買っている人は多いのではないでしょうか。

その「MONOブランド」を出しているトンボ鉛筆ですが、トンボ鉛筆はその名前の通り1910年に創業し、鉛筆メーカーとしてスタートしました。そして、鉛筆の製造から製図用鉛筆をつくった1963年に1本60円の高級鉛筆をつくった際に付けたブランドが「MONO」だったんです!その後、鉛筆のオマケとして付けていた消しゴムがよく消えると評判になり、MONOとして消しゴムを発売したのは、それから6年後の1969年と消しゴムの方が後だったんです。

それ以降、1990年に修正液(モノホワイト)、1991年には修正テープ(モノホワイトテープMS)…と続々と修正用品が発売され、より身近な消しゴムからMONOブランドが浸透していきました。

MONOブランドについては、TOMBOWのHPにも書かれていますのでそちらを見てみてください。

余談ですが、トンボ鉛筆の会社ロゴも現在のロゴに至るまでに歴史があり、
「人を観察しながら、ものづくりをする」「無限大の可能性をうみ出す」という、ものづくりに対する姿勢が感じられます。
個人的には、こういったメッセージが込められたロゴは大好きです。

前置きが長くなりましたが、ここからはMONO AIRについての紹介です。
冒頭にも触れましたが、MONO AIRは2016年に発売されたMONOの修正テープシリーズです。テープ糊でも代表的な形となっているタテ引きタイプから発売され、タテ引き・詰め替えタイプ、ヨコ引き、ヨコ引き・詰め替えタイプとラインナップを揃えています。

このMONO AIRの特徴は、その名前にも付いている”AIR”≒軽い”という点です!TOMBOWでは、この軽く引ける機構を「エアータッチシステム」と名付けています。

簡単に説明しますと、修正テープなどの商品ではテープを引いて引き終わる際にテープを「切る」必要があります。そのテープを「切る」為にある程度の抵抗を持たせる必要があります。通常、この抵抗は常に持たせていることからテープ走行中に「カチカチ」という音がなり、この抵抗によって走行が重くなってしまっているのです。

一方、この商品は引いている間は抵抗を外してしまうという機構(=エアータッチシステム)を搭載しているので、走行中の音や走行軽さが保てるという機構になっているのです。機構をどう外しているかという点については、ヘッドを紙面に押圧した際に外れるようになっています。この機構は、MONO AIRのイラスト動画での説明もありますので気になる方は、見てみてください!

 

モノエアーの商品分析記事は、コチラ↓

 

 

モノエアー 「エアータッチシステム」でつくる玩具

「エアータッチシステム」について紹介してきましたが、この機構の動きを見ていると面白いんです。機構好きの方は、きっと動きを見ているだけでもハマります!

そして、この商品の詰め替えタイプでは修正テープを使い終わったら、次の詰め替え品を入れます。そして、使い終わった中身は普通はゴミになります。が!ちょっと待ってください!これだけの面白い機構をそのまま捨てるのはもったいないです!(笑)

下の画像は、使い終わった詰め替えタイプの中身です。
使い終わったテープはハサミで切って外しています。この詰め替えタイプも「エアータッチシステム」は残ったままになっています!

このパーツを使って玩具を作ってみました!

動画を見て頂いた方はわかると思いますが、先端の赤い部分を下から持ち上げると中の鳥の羽の様な形をしたパーツが上下します。この動きを使って玩具を作ってみました!

鳥の羽の様な部分をそのまま活かして、ニワトリを作ってみます!折り紙を切り抜いて
両面テープで貼り付けると、こんな風になります。先ほどの赤い部分に頭を。そして、「エアータッチシステム」の部分羽を付けると下の写真の様な形になります。

その後、エアータッチシステムの部分に紐を付けて胴体部分を隠すと完成です。
紐を引っ張ると羽(エアータッチ機構の部分)が下がり、ニワトリの顔の部分が上がる動きをします。紐から手を離すと自然と戻ります。

私は、子どもたちと一緒に作ったので動物シリーズになりました。
長男は自分でつくるということで、、作ったのがコチラ↓

ゾウです。(笑)
コチラは、紐を引っ張ると鼻と耳が動きます!子どもたちは、自分たちが動く玩具を作った感覚になって喜んでいました。

 

 

まとめ

トンボのMONOは鉛筆からスタートしました。
そして、オマケとして作っていた消しゴムが今や日本で最も知られた「消しゴムのブランド」として知られています。MONOブランドの一つの修正テープの最新商品の機構を使うことで、ゴミとして捨ててしまうもので玩具を作ることができました。

 

 

【消す】商品一覧はコチラ

 

≫≫≫トップページに戻る