それでは、消しゴムの準決勝①をはじめたいと思います。選手入場です！
まずは、「MONO」から登場してきました。キングとしての風格なのか、この場の空気を一変させてしまうエネルギーを感じます。青・白・黒、この３本ラインのデザインがチャンピオンだと言わんばかりの装いで登場してきましたー！
続いての登場は、「リサーレプレミアム」です。MONOのエネルギーにのまれないように、落ち着いた雰囲気です。第１戦を見事に勝ち上がってきましたがおごることなく、キングを目の前にチャレンジャーとしての闘志をみなぎらせています。「感動の消し心地。」というキャッチフレーズに負けない、感動の戦いを期待したいと思います。
両者向き合っております。今回戦って頂くステージはこちら「クリエイターが商品アイデアのラフスケッチを描くシーン」となっています！！「カーン！」ゴングが鳴りました。
さて、準決勝①のステージは「クリエイターが商品アイデアのラフスケッチを描くシーン」となっており、使う人が大人ということになっています。両者、第１戦は子供が使うシーンでしたが今回は大人ということで、どんな戦い方をするのでしょうかー！？
おーっと、まずはスケッチを描いていて修正したいところが出てきたのか、一部分をキレイに消そうとしています。どうやら消し跡が出ないように完全に消してしまいたいようです。
まずは、MONO！
キレイに消えております。さすがキング、消しゴムのメイン性能である消字力は抜群かー！
続いては、リサーレプレミアム！
おーっと、何やら驚いております。
いきなりの必殺技です！第１戦でも出したこの技「特殊発泡体ビーム」で早くも勝負をかけます。
紙面を食い入るように見ています。さらに、紙をライトに照らして消し跡を比較しています。ごくわずかにですが、さっきより消し跡が見えにくくなっているようです。消字力ではほぼ互角の戦いかと思われましたが、リサーレプレミアムの必殺技でわずかな差を感じて満足を得られた模様です。
リサーレプレミアム、１歩リードかー！
さあ、次はどんな展開になるのでしょうか！？
おっと、どうやらラフスケッチが気に食わなかったのか広い面積を消そうとしています。
リサーレプレミアムが先手必勝たたみかけるように動きます！
特殊発泡体ビームが継続中。軽い軽いかるーーーい！軽い力でぐんぐん消しております。
広い面積を消すのは疲れますが、疲れた顔を何ひとつ見せずに軽々と消してしまい大満足な表情です。
これに対して、ＭＯＮＯはどうでしょうかー！？決して消し心地が悪いわけではありませんが、軽さ勝負ではどうやらリサーレプレミアムに軍配があがりそうです。広い面積を消し切る前に少し休憩しております。少し重たさを感じてしまったのでしょうか。
これはリサーレプレミアム、ＭＯＮＯに対して大ダメージを与えました。
「しっかり消せて、軽く消せる」特殊発泡体ビーム！！！恐ろしい必殺技です。
ここで、ＭＯＮＯがキングとしての力を見せるべく動きます。
ある程度スケッチに満足したのか、コーヒー休憩をしようと少し机の上を片付けようとしています。
そ、そ、そこでー、気づいたかー！？
そうです、消しカスの量です。
先程広い面積を消した両者から発生している消しカスの量が気になった模様です。
MONOは必殺技のように大々的に繰り広げるのはでなく、いつも通りの使われ方の中で幾度となく「もっちりマトメール！！！」を出していたわけです。
さすがです。リサーレプレミアムに対して、気づかれないように出していた「もっちりマトメール」がボディブローのように効いてきます。もっちりとした消し心地で少し重たさを感じさせていましたが、確実に消しカスをまとめていくこの技はすごい！
リサーレプレミアムからはパラパラと消しカスが発生していたようで、これにはコーヒータイム前のお掃除ということもあって、大きなダメージを与えました！！
コーヒータイム、しばしブレイク。
さあ、気を取り直してコーヒータイムが明けて元気が出たのか、再びスケッチを描き始めております。
おっと、濃淡をつけるために黒く塗りつぶした部分がありましたが、どうやら間違ってしまったようでキレイに消したいようです。
これはーーー、塗りつぶしを消すためにかなりの力をかけております！
MONO、耐えております。
リサーレプレミアム、耐えております。
まだ、まだ、まだまだ力が加わります。
両者かなり苦しい顔をしております。
MONO耐える、リサーレプレミアム耐える。
さあ、どっちだーーー！！！？？？
あーーーーーーーっと！！！
先にＭＯＮＯに亀裂が入ってしまったー！！！
これはキング危うしかーーー！？世代交代を迎えてしまうのでしょうかー！？
ＭＯＮＯ倒れております。
ワン・ツー・スリー・フォー、１０カウントで勝負ありとなってしまいます。立ち上がれるのでしょうかー！？
ファイブ、シックス、セブン、エイト、ナイン、テーーー
おおおぉぉぉーっと、なんと立ち上がりました。
キングとしての誇りなのか、気力で立ち上がりましたー！
「うぉーーーーーーーーー！！！！！」観客席からも歓声です！
しかし、立っているのがやっとのＭＯＮＯ！
次に攻撃されては、たまったものじゃありません。
おっと、ここで何か動きがあります。
ラフスケッチを描き上げたので、どうやら片づけをしております。
「ん？？？」どうしたのでしょうか？片づけをしながら消しゴムを見て怪訝な顔をしております。
そうです、気づいてしまったのです。
あれだけ広い面積を消した後の、両者消しゴムを見て。
「リサーレプレミアム、なんでこんなに減っているの・・・。減りが早すぎるわー・・・。しかも、これＭＯＮＯや普通の消しゴムよりプレミアムってことで数十円高く買った気がするわー。コスパは微妙だなー！」
うわぁーーーーっと、最後の攻撃を出してＭＯＮＯを倒そうとしていたリサーレプレミアムでしたが、
＜コ・コ・コスパがび・び・びみょう・・・・・＞ バタッ。。。
なんとー！その場に倒れ込んでしまいました。意識を失っております。
これでは戦えません。
カーン、カーン、カーン！！！
勝負ありです。
「勝者！ＭＯＮＯ！！！」
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