天下一文具会

MONO vs MONOダストキャッチ<消しゴム決勝> 天下一文具会バトル2021

お待たせしましたー!

それでは、消しゴムの決勝をはじめたいと思います。選手入場です!

まずは、「MONO」から登場してきました。準決勝では、脇腹を折ってしまいましたがさすがの修復力!弟の準決勝を見ずに治療に専念したことが功を奏したのか、きちんと回復しております。決勝戦を迎え、晴れやかな表情をしております。

続いての登場は、「MONOダストキャッチ」です。

決勝まで苦しい戦いもありましたが、持ち前の根性で乗り越えてきましたー。

決勝まで勝ち上がってきたことで、自信に満ち溢れそしてテンションマックスと言ったところでしょうか!?気合も感じますが、楽しんでやるーというリラックスしている雰囲気が伝わってきます。

 

 

すでにお気づきだと思いますが、決勝は兄弟バトルとなっています!!!

日頃から修行をしあっている関係、つまり手の内は全て分かり合っている相手との戦いとなります。MONOの長男としてのプライド、MONOダストキャッチのチャレンジャーとしての闘志のぶつかり合い!とても楽しみな戦いです。

両者向き合っております。今回戦って頂くステージはこちら「中学生が授業を受けているシーン(隣の席同士の友達とのやりとり)」となっています!!「カーン!」ゴングが鳴りました。

 

 

さて、決勝のステージは「中学生が授業を受けているシーン(隣の席同士の友達とのやりとり)」となっています。学生の学びのシーンということで、消しゴムにとって価値を発揮しあえる絶好のステージです!

あやの
あやの
中学生になると器用さも出てきて、消しゴムとしての本質が分かってくる年代ですからねー。これは見ものですねー!

 

おーっと、これはどうしたのでしょうか!?どうやら、隣の席の田辺くんが消しゴムを忘れてしまったようです。

田辺くん:「木下、今日俺消しゴム忘れてしまってん。いるときに貸してくれへん?」

木下くん:「おー、いいよ!いつでも言って!」

 

まずは、MONOが動き始めました。

田辺くん:「木下、消しゴム貸してー。」

木下くん:「いいよ、はいっ!」

田辺くん:「おー、木下やっぱりMONO使ってんのかー!?これええよなー。めっちゃ消えるし、このデザインがザ消しゴムって感じがするねんなー。」

いきなり出ましたー!第1試合で、相手をねじ伏せた必殺技!知らない人がいないという圧倒的なブランド力!!!

「モノーーー!!!」

この攻撃を受けたMONOダストキャッチですが、余裕の表情をしております。

田辺くん:「木下、また貸してくれへーん。」

木下くん:「ほらっ!」

田辺くん:「おっ、これはさっきと違うやん!これもめっちゃ消えるし、良く見たらこれもMONOブランドやん。MONOも色々と出してんねんなー。」

あやと
あやと
なるほど、だからMONOダストキャッチは余裕の表情をしていたんですね。この攻撃は兄弟対決ということで、すでに読んでいたということでしょうか!?自分もMONOブランドということを利用していきます。うまい!

 

さあ、続いてはどちらが仕かけるのでしょうか!?

田辺くん:「木下、この授業おもんないなー。」

木下くん:「ほんとにっ・・・。」

田辺くん:「なぁなぁ、小学生のとき消しゴムで練り消しとか作らへんかった?暇やし、ちょっと懐かしいからやろうや!どっちがでっかい練り消しができるか勝負な!?」

木下くん:「おー、いいねー!じゃあ、田辺はこっち使えよ。とMONOを渡しました。」

 

しばらく時間が経って、

 

田辺くん:「木下どうや!?そろそろ見せ合おうやー!」

木下くん:「いいよー!」

田辺くん:「ほらっ、これはどうやー!?すげー大きなの作れたわー笑。これは俺の勝ちやなー!?木下の見せてや!!」

木下くん:「その程度で勝ったと思ったのかー!?見てみろよコレ!」

田辺くん:「なんやねん、それー!?めちゃくちゃデカすぎるやん!!!負けたわー!どうやって作ったん!?」

木下くん:「さっきのMONOダストキャッチで、普通にやっただけだよ!これめっちゃ消しカスがまとまって、はなさないんだよねー!!!ほらっ、見てよ!」

でましたー!!!

田辺くん:「まじでー!?それはめっちゃええやん!!!消しカスが1本になってるわ笑」

木下くん:「そうなんだよ、これは絶対消しカスをはなさないんだよなー。」

田辺くん:「それなら練り消しとかじゃなくても、消しカスが散らばらへんしめっちゃ便利ってこと?」

あやの
あやの
おっと、この流れから立て続けにMONOダストキャッチが仕留めにかかる大技を出すのではないでしょうか!?

木下くん:「そうそう!このMONOダストキャッチ使ってから消しカスを掃除したっていう記憶がないくらい 笑」

これは、第3試合にも出したあの必殺技が出るかー!!!

 

おーーーっと!これはすごい!

『タックポリマーアタックNeo!」です。決勝戦のためにとっておいたのか、必殺技をさらにバージョンアップさせたNeo!ということで、すごい吸着力です!!!消しカスがまとまる、まとまる、絶対に散らばりません!!!」

 

田辺くん:「そんなことないやろー!?」

 

あやと
あやと
おっと、この流れは!?関西から引っ越してきた田辺くん、コテコテの関西人のノリを見せるのでしょうか?笑

 

田辺くん:「ちょっと使わせてーやー。どれどれ?」

 

田辺くん:「ほっ、ほぉんまやぁ!笑」

木下くん:「そのノリ、さんまさんが良くやっているやつ!!笑」

田辺くん:「これは、ほんまにすごいなー。こんだけ消しカスがまとまったらめっちゃ嬉しいわ!この消しゴム買いに行くわー!!!」

でましたー!「この消しゴム買いに行くわ」とまで言わせました。

これはMONO選手に大ダメージを与えました!!!立っているのがやっと、という表情を見せております。

 

そして、次の日。

 

木下くん:「田辺、おはよう!!!」

田辺くん:「木下、おはよう!!!」

木下くん:「そういや、昨日の消しゴム買いに行ったの?」

田辺くん:「おー、買いに行ったで!それで、昨日貸してもらったやつ探してんけどなー。売ってへんかってん・・・だから結局コレ買ったわ!笑」

 

うわぁーーーっと!!!

これは大技が炸裂しました!売り場にいってもMONOダストキャッチは売っておらず、どこでも必ず売っているのがMONOです!

 

「やっぱりMONO!結局MONO!」

 

これは強烈です。

MONOダストキャッチは、勝負あったかと思っていた矢先、まさかの売っていないということにショックを隠し切れません・・・。

そ、そ、そのまま失神して倒れ込んでしまいましたー!

カーン、カーン、カーンKOです!!!

MONO選手のKO勝利です!!!

 

あやの
あやの
ひやひやした戦いでしたが、最後はやはりキングMONOの貫禄という戦いが見れたと思います。どこにでも売っているというだけで、それはもう価値ですからね!

 

ということで見事、天下一文具会<消しゴム>のチャンピオンは「MONO」ということで決まりました!!!本戦での戦いに期待したいと思います。

 

トーナメントの結果はこのようになっています。

 

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