1952年から開催され30,000点もの商品が並ぶ、文具・紙製品の祭典『文紙MESSE(文紙メッセ)』が今年も8月1日~8月31日まで開催されました。今年はコロナウィルスの影響もあり、WEBでの展示会開催となりました。
文紙MESSE(文紙メッセ)では、毎年、一般の来場者により新商品への投票が実施されます。一般来場者視点ということもあり、メーカー内でも注目のコンテストの1つです。
■会期:2020年8月1日~8月31日
■展開店舗:https://www.bunshi-messe.com/
『文紙メッセ 2020』 展示企業一覧
今年も102社の参加がありました。
参加企業一覧は、以下の通りです。例年3フロアで実施していることからも、展示会場をイメージして1F~3Fで表現されています。
文具・紙製品と言えばという企業が一斉に集まっていることがわかります。
『文紙メッセ 2020 新製品コンテスト』 受賞商品
エントリー商品
「デザイン部門」でのエントリー商品数・111点、「機能性部門」でのエントリー数・88点の中から選ばれた商品です。
今年はWEB投票となっています。
2020年度 新製品コンテスト 受賞作品 ~デザイン部門~
最優秀知事賞 はにわ型指サック<はにさっく> (株)ライオン事務機
価格:495円 |
優秀賞 レーダー富士消しゴム PARTⅡ 紀寺商事㈱
価格:790円 |
優秀賞 KOKUYO ME コクヨ㈱
価格:495円 |
価格:1,650円 |
価格:253円 |
価格:440円 |
2020年度 新製品コンテスト 受賞作品 ~機能性部門~
最優秀知事賞 携帯ハサミ 〈サクサポシェ〉 コクヨ(株)
価格:612円 |
優秀賞 携帯ハサミ 段ボールベッド ナカバヤシ(株)
価格:8,580円 |
優秀賞 瞬筆(しゅんぴつ) (株)パイロットコーポレーション
価格:618円 |
まとめ
文房具の見本市では、東京ビックサイトで実施される国際見本市ISOTが有名ですが、この文紙メッセも有名な展示会の1つです。毎年、主婦や学生が多く来場し、営業担当者だけでなくメーカーの企画開発者から直接商品情報を入手できる数少ない展示会でもあります。
中には、文具メーカーに入社したいという進路相談をしてくる親子もチラホラ見受けられます。それほどメーカーと近い展示会では、メーカー側もユーザーの生の意見を聞くことができ、就職や将来を考えている学生やその親御さんにとっても、会社の雰囲気を知ることのできる展示会です。
2020年はWEBでの開催となり、今後、どのような形で行われていくかも気になるところですが、一般ユーザーとメーカーの接点であるこの様な展示会は残って欲しいと感じます。