天下一文具会

ドットライナー vs 消え色ピット<のり決勝>天下一文具会バトル2021

それでは、のりの決勝戦をはじめたいと思います。選手入場です!

 

2名の選手が同時に入場してきましたー!

 

『わー!わー!!わー!!!』

 

会場のボルテージはあがりきっております!

 

おっと、よく見ると舞台袖からは敗退してしまった選手たちも応援にかけつけております。同じブランドの商品同士が応援しあうのは分かりますが、おやっ?今回はどうやら、違うようです。

なんと、「テープのり」対「スティックのり」と言わんばかりに、両陣営がわかれているようにも感じます。

 

バチバチッと火花が散っております!!

あやと
あやと
これは面白いですね!のりの王者がどちらか!?というある種カテゴリーを飛び越えた戦いになりそうですね。それぞれのカテゴリーの思いを背負って決勝にのぞんでいるように見えます!

 

 

両者向き合っております。今回戦って頂くステージはこちら「文房具好きの2人が話しているシーン」となっています!!「カーン!」ゴングが鳴りました。

 

 

 

さて、決勝のステージは「文房具好きの2人が話しているシーン」ということですが、どちらが有利なのでしょうか?

 

あやの
あやの
これは、過去の戦いにもあったシーンですが、文房具好きということで知識もたっぷりともった2人が、激論を繰り広げるのではないでしょうか!?文具ブラザーズも良く兄弟で激論を交わしています(笑)

 

文房具好きの2人が話しています。

 

ゆうすけさん:「最近のりが熱いと思うんだよねー。色々と商品が出てるし!」

 

こうじさん:「あっ、それ分かるわー!ゆうすけはさぁー、テープのり派?スティックのり派?どっち?俺は、テープのり派かなー。」

 

ゆうすけさん:「えっ、俺はスティックのり派かなー。じゃあ、いつものやるか!?」

 

こうじさん:「いいよ!じゃあ、俺はテープのりでも良く使っているドットライナーで。」

 

ゆうすけさん:「俺はいつもの相棒、消え色ピットで。」

 

2人はいつものようにどっちの文房具がいいかを話し合います。

 

先制攻撃はどちらなのでしょうかー!?

 

こうじさん:「じゃあ、俺からいっていい?やっぱりテープのりがいいのは、何と言ってもスピード!作業性の良さは絶対に負けない!!」

おっと、いきなりの必殺技だー!!!

 

必殺技:『スピードマスター!!!』

こうじさん:「封筒とか何枚ものり付けしないといけないときとか、もうテープのりは手ばなせない!しかも、このドットライナーはのりがつぶつぶ状だからのりが糸引きすることなくスイスイ塗れちゃう!」

 

うわーっと、いきなりの攻撃が文房具で良く求められる効率性を追求した必殺技だー!これは素晴らしい先制攻撃ができたのではないでしょうか!?

 

あやと
あやと
確かに、スティックのりだとしっかり接着するために2回にのりを重ねて塗ったりするから作業性は劣ってしまいますね。

 

黙ってられない、消え色ピットが動きます!

 

ゆうすけさん:「確かにスピードじゃ、負けちゃうかも・・・だけどさぁー、それって机の上で塗りやすい封筒だからだよねー。こういうときだったら、どう??」

 

必殺技:平だって~、曲面だって~』

 

ゆうすけさん:「工作してたりすると、こういう曲面にものりを塗りたくなるシーンあるよねー!?そうなったらテープのりは塗りにくいし、やっぱりスティックのりだよねー!!」

 

こうじさん:「それは確かに・・・」

 

うわーーっと、これは不利な点はないかに思えたがドットライナーに大きなダメージを与えることができましたー!弱点をついたうまい攻撃です。

 

ゆうすけさん:「しかもさー、消え色ピットはやっぱり塗ったところが分かるのはいいよねー。これを使い出すと色がつかないやつはもう使えない!」

 

こうじさん:「それはドットライナーもうっすらブルーの色がついてるから、塗ったところは分かりやすいよ!」

 

ゆうすけさん:「あっ、そうだった・・・。」

 

 

おっと、ここは消え色ピット選手が追い打ちをかけようとしましたが、ここでの攻撃はドロー!といった感じでしょうか!?

 

あやの
あやの
テープのりののりも今回のドットライナーの水色だけではなくて、タイプによって色付けが違ったり、同じドットライナーシリーズではハート柄でのりがピンク色のものもありますが、あれはかわいいですよね。

 

追い打ちをかけきれなかった消え色ピット選手、ここが勝負どころと見たのかさらに攻撃を狙っているようです。

 

ゆうすけさん:「スティックのりがやっぱりいいのはさぁー、何と言ってもコスパ!!」

 

必殺技:『コスパ最強!!!』

こうじさん:「確かに、そこだけはどうあがいてもスティックのりには勝てないな・・・」

 

消耗品である文房具においてコスパというのはとても重視される点です。これはすごい攻撃にテープのり選手苦渋の表情です。。。

 

あやと
あやと
ここでどれくらいコスパが良いかを解説したいと思います。消え色ピット120円(税抜)のサイズでおおよそ40~50m塗ることができます。しかも、接着力をしっかりするために2回塗りをしたとしてです。それと比較してテープのりは、ドットライナーで400円(税抜)で16m、詰め替えをしてとしても同じく16mで300円です。どれくらいスティックのりのコスパが良いかがお分かり頂けたかなと思います。

 

これは、ものすごい攻撃で勝負が決まってしまうのでしょうかー!?

 

こうじさん:「確かにコスパじゃあ、負けちゃうけどそのコストに見合う価値があるのがテープのりだと思うんだよねー。」

 

こうじさん:「ほらっ、ゆうすけお前の手とか回りを見てみなよ。」

 

ゆうすけさん:「えっ!?」

 

ここで必殺技です!!!

 

必殺技:『手よごれ~ぬ!』

ゆうすけさん:「あれっ?いつのまに?のりで手がベトベトしてる・・・机にもちょっとついてるわ・・・」

 

こうじさん:「さっき曲面に塗ってたときとか、やっぱりおさえたりするから手についちゃうよねー。そうやって考えると工作した作品とか大事な封筒とか、絶対に汚したくないときにはやっぱりテープのりだと思うんだよー。コストは高くてもそれだけの価値がある!!」

 

ゆうすけさん:「それはたしかに・・・」

 

 

カーン!カーン!カーン!

 

これは、コスパを上回る価値がある!というところで形勢逆転です!!!消え色ピット選手倒れ込んでしまったー。

 

勝負あり。

 

あやの
あやの
最後はテープのりのドットライナーが勝ちましたが、それぞれの商品に一長一短あることが良く分かった戦いですね。ターゲットやシーンによって、どっちが勝つかは変わってくると思います。しかし、売り場などを見てもテープのりの市場は拡大していっているのは間違いないので、それだけ価値が受け入れられているということですね!

 

 

のりのトーナメント結果はこのようになりました。

 

 

 

↓『天下一文具会』って何?という解説は画像をクリック

 

↓天下一文具会バトル 記事一覧はコチラから