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【文房具×勉強】たし算が速くなる!オススメの計算・暗記カード活用法!

小学1年生の算数では、夏休み前には1桁の「たし算」と「ひき算」を学びますよね。

1学期が終わり夏休みに入るとき、親として気になるのは、2学期が始まる頃にはせっかく学んだことを忘れてしまうのではないか。ということかと思います。実際に私も気になって、同じ思いの親御さんの役に立てればと、この記事を書くことにしました。

 

私は親であり、文房具メーカーで商品企画・開発しているプロでもありますので、文具の効果的な活用法については理解しているつもりです。親御さんはモチロンのこと、先生や学生がどう使っているか、効果的な活用法についても調べながら商品をつくっていますので、当然と言えば、当然ですが。(笑)

私たち文具ブラザーズについて気になる方は、コチラをご覧ください。

 

私の自己紹介は、これくらいにして、早速内容に入っていきたいと思います。

勉強の仕方が上手な学生や、教え方の上手な先生を参考にしながらの実践例とその効果について、紹介していきます。

まずは学んだことの基礎(正解率向上)の学び応用の学びの2種をに分けて実施してきました。その結果、かなり効果があったと実感しています。
『応用の学び』については別で紹介していますので、コチラを参照ください。

ここでは、カードを活用した小1算数での『基礎(正解率向上)の学び』について、実践した内容を紹介させていただきます。この実践は、暗記カードを活用しながら、自作することもできます。

 

 

【文房具×勉強】たし算が速くなる計算カードの活用

 

子供と勉強をはじめたキッカケ

小学1年生の子どもには「読み」「書き」「計算」で、つまずいていて欲しくないですよね。私は、低学年の学習は、親の勉強に対する接し方が重要だと思っています。
(実際に、先生方からそのような声を聞きます。)

逆に、低学年のときにスタートダッシュすることで勉強に対して得意意識を持たせてあげたい。そう思い、『基礎(正解率向上)の学び』として、写真の「たし算カード」と「ひきざんカード」に取り組むことにしました。

夏休みに入ると同時に、計算カードを使って色々試した結果、ゲーム性もある親子の学びにいきつきましたので、その内容について紹介していきます。

 

計算・暗記カードの使い方

カード自体は、インターネットで検索すると市販品が多くあります。また、ネット上で画像だけでも出ていますし、単語カードの様なモノに親が手書きしてもよいのではないかと思います。もし、学校で購入されているものがあれば、それで充分だと思います。

使用したのは、たし算、ひき算、共に1~10まで数字で計算式が書かれた55枚ずつセットされた計算カードです。表面には計算式、裏面に答えが書いてあるものです。

  

 

 

計算が早くなった!暗記カード活用法

どうしたら学びを楽しいものと思えるか。ここを考え色々な方法を試しました。

効果が無かった方法

はじめは、単純に正解したら「ピンポーン」とか間違ったら「ブッブー」とか効果音をつけることで楽しさが出ないかと思っていましたが、全くダメでした。

実際にやってみると、親も毎回「ピンポーン!」とテンション高く付き合うのは、手間がかかります。そして、子どもは、テンション高く言ってくれることを楽しむあまりに、テンションが低くなると続かなくなります。そして、何よりも親の表情に集中してしまい「計算に集中できない」という欠点がありました。

やってみて、常に親が関与するわけにもいきませんし、子ども自身で継続できる方法でなければ続かないことに気づきました。

 

効果を感じた方法

次に試したのが、子どもをひざ上に載せて親フラッシュカードの様にめくりながら計算式を親が唱え、子どもが答える方法です。このやり方でいいと思ったのが、子どもが計算に集中できたこと。とダラダラやらずにメリハリが付けられたことでした。

その後、メリハリにゲーム性を持たせるためにスマートフォンで勝手にタイムを計ってみました。答えにかかった時間を「今の〇分!」という様に伝えることで徐々に時間の意識が付き始めました。

子どもがノリ始めると同時に親の方から、「2分切れるかなー?」と言ってみると、いつの間にか勝手にそのタイムを目指すようになり、子ども自身がキッチンタイマーを持って勝手に遊びながら学ぶようになりました。

しかも、自分で問題と答えを唱えながら自主的に勉強しはじめていました。

 

 

暗記カードを活用するコツ

夏休みが終わると同時に、ゲーム感覚でタイムトライアルをしていると、はじめは3分以上かかっていた「たし算」も1分49秒まで早くなり、更に、途中からはじめた「ひき算」も夏休みが終わる頃には2分00秒まで早くなりました。

「たし算」も「ひき算」も2分を切ることを目標にし、どちらも達成しました!

 

夏休みに入りたての頃からすると、1分以上の更新です。
これには、子どもと一緒に大喜びしました。

 

 

おすすめの暗記カード活用法 まとめ

小1算数での『基礎(正解率向上)の学び』について実践してきましたが、正解率を目的にせずにタイムトライアルにすることで、ゲーム性が出て続き、結果として正解率の向上につながりました。この『基礎(正解率向上)の学び』と同時に『応用の学び』についても、実践することで、相乗効果があるのではないかと感じます。応用の学びについては、コチラでご紹介しています。

 

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