この戦いからは、初戦を戦い抜いてきた選手たちの戦いとなります。
ここまでの戦いから、勝ち抜いてきた選手は、以下の通りとなっています！
それでは、はさみの準決勝第１戦をはじめたいと思います。選手入場です！
まずは、「ハコアケ」選手の登場！『キャーー！！！カッコイイ！！！』
第１試合の「小さな子供のいる家庭」での戦いを制し、子持ちのお母さんたちに声援を貰っています！第１試合は主婦を味方につけての勝利となりましたが、この試合でも見方が追い風になりそうです！
続いての登場は、「サクサポシェ」です！『キャーキャー！！！かわい～い～！！！』
こちらも第２試合では、「高２数学の授業」での戦いを制し、女子高校生のファンが応援にきているようです！
今回の会場には、女性ファンが多いですね！！
女性ファンが集まる中、戦いのゴングが間もなく鳴ります！
今回戦って頂くステージはこちら「女性の心の中」となっています！！
「カーン！」ゴングが鳴りました。
さて、準決勝第１戦のステージは「女性の心の中」ということですが、どちら有利なのでしょうか？
＜ある家庭での話＞
高1の娘「お母さ～ん！高校に入ってから、周りの友だちがみんなオシャレなんだよねー。」
母「高校生になると、校則も自由になってくるからね。１年生でもオシャレなの？」
娘「そうなんだよねー。制服に合わせてカバンも可愛いの持っていたり、みんな持ち物カワイイんだよ。」
母「あらーじゃあ、あなたも可愛いの持ったらいいじゃない！」
娘「えー、じゃあ、渋谷に行くからお小遣いちょうだい！」
母「何買うの？」
娘「文具！」
・・・
母「そういえば、この間、買ったこのハサミ、凄いのよ！色も綺麗で。」
娘「ナニコレ―、色綺麗～。けど、指のところの色、気持ち悪くない？」
ハコアケ選手、ダメージが大きいか？
おや、そうでもなさそうですよ！
サスガのタフさを見せつけています！
母「そんなこと言っても、文房具って、こんなもんでしょ？昔から、文具は事務用なんだから。」
娘「えー！お母さん、知らないの？今、女子文具博っていうのがあるくらい、女子向けの商品が注目されているんだよ～！」
母「ジョシ、ブングハク？？」
娘「ちょっとー、お母さんも女子でしょ？」
母「ねぇ、渋谷に文具買いにいくって言ってたわよね？どんな文具買いに行くの？」
娘「これこれ～！」
（スマホの画面で。）
母「えー、なにこれ？玩具じゃないの？」
娘「違うよー。携帯はさみって言うんだよ。こういうかわいいの多いんだよー。」
娘「この前、学校でイケてる先輩たちが、この文具の話しているの聞いちゃってさー。欲しくなっちゃった。」
母「今は、こんなにカワイイ文具があるのね。いいわねー。」
娘「何言っているの！お母さんもカワイイよ♪」
母（しばらく、カワイイなんて言葉、言われてなかったわ。私も、もっと可愛くい続けなくっちゃ！）
母「このはさみ、いくらするの？」
娘「650円だよ。」
母「じゃあ、これで買ってきなさい♪（1,500円を手渡す。）」
娘「だから、650円だって。」
母「私はピンクでお願いね。」
娘「えっ！！お母さんも欲しいの？」
母「そうよ、女子だもん♪身の回りのものくらい、拘らなくっちゃ！」
・・・
娘に心を動かされた母！
既に、ハコアケの存在を忘れかけています！
カーン、カーン、カーン！！！
勝負ありです。
「勝者！サクサポシェ！！！」
この戦いは、母が娘さんに女子心を覚醒させたことで、サクサポシェが勝ちましたが、娘さんの言葉が無かったら、実用性を求める母であり続けたかもしれませんね。
使い手に気持ちによって、選ばれる商品も変わってくる！
文具の楽しさですね！
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