それでは、消しゴムの第4試合をはじめたいと思います。選手入場です!
まずは、「MONOタフ」から登場してきました。
「うぉーーー!!!」っという太い太い声援がきこえます。屈強な筋肉ムキムキの男性陣のファンがかけつけております。「タフ」ということもあって、独自のファンを獲得しているようです(笑)。
第1試合を突破した長男の「MONO」、第3試合を突破した次男の「MONOダストキャッチ」も舞台袖から視線を送っています。三男の「MONOタフ」も勝つことができるのでしょうか?
続いての登場は「まとまるくん」です。
「わー!わー!!!」っと子供たちの声援が聞こえます。子供の傍らではお母さんもニコニコとその様子を見て応援しております。子供を中心に家族ぐるみでの人気を集めているようです。
それもそのはず、「まとまるくん」は1986年に生誕し今年で35周年を迎えます。長く愛され、子供のころに使っていた商品をお母さんになってから、自分のお子様に使わせているということもあるのではないでしょうか。
両者向き合っております。今回戦って頂くステージはこちら「子供の勉強を親が教えるシーン」となっています!!「カーン!」ゴングが鳴りました。
さて、第4試合のステージは「子供の勉強を親が教えるシーン」となっていますが、どちらにとって有利なのでしょうか?
おーっ、子供がお母さんに聞いています。「この漢字合ってるー?」「どれどれー?」お母さんがのぞき込みました。
「あっ!おしいねー、ここは きへん じゃなくて にんべん だね。」
というところで、真っ先にMONOタフが動き出しましたー!
先手必勝と思ったのか、いきなりの必殺技を出すようです。
出ましたー!自身最強の必殺技「ムキムキ オレナーイ!!」が炸裂しましたー。
漢字を濃い鉛筆で書いていた子供は、力強く消そうとします。
お母さんが「そんなに力入れちゃ、折れるからダメだよ」と言います。
そんなのおかまいなしで子供は力強く、ぐんぐん消していきます。
ところが、全く折れる気配がありません。さすがMONOタフです。
お母さんが、「この消しゴム、すごいねー!」と言いました。いつも消しゴムを折ってしまうので、この消しゴムはお母さんにとっても嬉しいようです。
うわーーーっと、これは「まとまるくん」かなりのダメージを受けた模様です。
いきなりの大技で勝負を決めにきましたが、このまま「まとまるくん」は負けてしまうのでしょうか。
攻撃をせずには終われないと言わんばかりの顔で「まとまるくん」も力を振り絞ります。
勉強を教えていたお母さんが、「その問題間違えているよ。」算数の図形の問題を指摘しました。どうやら図の書き方を間違えていたようで、広い面積を消すことが必要です。
折れにくくて良かったMONOタフですが、広い面積を消すと消しカスが出てしまって、どうしようと子供が困っています。
ここで、出ましたー!
「まとまるくん」の必殺技「まとまとまーる!!!」
おーっと、これはすごいぞ!消しカスがどんどんまとまっています。子供は満足した顔で図形をぐんぐん消していきます。
その様子を見て、お母さんが「あーーっ、これまとまるくんだー!なつかしいなー!お母さんが子供のころにも良く使っていたんだよー。」っと。
うわーっと、これはMONOタフも立っているのがやっとではないでしょうか。
たたみかけるように、子供が「お母さんも使ってたんだー。今はね、こんなまとまるくんもあるんだよー。」と、まとまるくん はらぺこ フレーバーの商品を見せます。
「なに、なに、これー!?めっちゃ楽しい!匂いもするのー?」とお母さんも盛り上がります。「まとまるくんも色々と進化しているんだねー。」
これは大打撃です!この攻撃にMONOタフは耐えられるでしょうか。残りの力を振り絞ることができるのでしょうか。
すると、まとまるくんに関心したお母さんに対して、子供が言いました。
「まとまるくんも進化してるけど、さっきの折れにくい商品もMONOから進化しているんだよー!」
お母さん「えっ??」
お母さん「さっきの硬くて折れにくいやつ?MONO??」
子供「そうだよ、あれはMONOなんだよー、ほらっ!」
お母さん「本当だ、、、全体が黒だから、あのMONOって分かりにくかった。こんなに地味にMONOを入れるんじゃなくて、もっとMONOブランドのデザインを出したらいいのにねー。」
じ・じ・じ・じ・じみ・じみ・地味に・・・・
うわーっと、この言葉を聞いたMONOタフ、失神してその場に倒れ込んでしまいましたー!!!
カーン、カーン、カーン!!!
勝負ありです。
「勝者!まとまるくん!!!」
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